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【無料で学べる】行政機関のキッズページを見てみよう!~法務省~

キッズページという言葉を知っていますか?外務省や法務省など日本の行政機関がどんな活動をしているのかを子ども向けにわかりやすく解説しているWebページです。キッズページを見てみると大人も知らなかった、行政機関の役割・仕事がわかって面白いです。今回は法務省のキッズページ・「Kids Room きっずるーむ」を探検してみたいと思います。

 

キッズページにアクセスしてみよう

Kids Room きっずるーむ (moj.go.jp)

Kids Roomのトップページでは法務省がどんな組織なのかを勉強できます。ページ中央下部にリンクが貼られている「法務省はどんなところ?」(Kids Room きっずるーむ (moj.go.jp))のページでは、「法務省の予算はどのくらいの額になるの?」「どれくらいの人が法務省で働いているの?」といった疑問への回答が掲載されています。

 

法務省はどんな仕事をしているの?

では法務省はいったいどんな仕事をしているのでしょうか。実力派漫才師・和牛が法務省の仕事についてわかりやすく紹介している動画を見つけました。


和牛のこんなときには法務省! ~法務省✕吉本興業コラボ動画~

法務省というとドラマでみた公安調査庁検察庁のイメージしかありませんでしたが、実際には幅広い業務をされているんですね。空港で見かける入国審査官の方も法務省の方だったとは知りませんでした。

 

キッズページ内・「写真で見る法務省!」(Kids Room きっずるーむ (moj.go.jp))のページでは、動画で紹介された以外の組織についても紹介されています。

 

全ての国民に知ってほしい「法教育」ってなに?

法務省の組織の中に司法法制部という部署がありましたね。その司法法制部が推進している「法教育」という考え方はご存じですか?法教育とは、法律専門家ではない一般の人々が法や司法制度これらの基礎になっている価値を理解し法的なものの考え方を身につけるための教育です。*1

「この法律は何のためにあるの?」「どういった社会を作るためのものだろう?」と考えないままでいると、やがて"ルールを守ること"だけが個人/集団の目的になってしまいます。法律に"使われない"ためにも国民一人ひとりが法教育について考えてみるのが大事なんですね。

法教育については『こども六法』の山崎 聡一郎さんがYouTubeで解説してくださっています。


法教育といじめ問題ってどう関係あるの? 【番外編①】:法教育といじめ問題のためにこれからやっていきたいこと

 

法務省・司法法制部では「生きるチカラ!法教育」と題して、以下のページで法教育の啓もう活動をしています。

 

法教育ページ:法務省:法教育 (moj.go.jp)

リーフレット001311522.pdf (moj.go.jp)

 

小学校・中学校・高校むけにそれぞれモデル授業例と教材を公開しています。例えば、小学校向けでは「友だち同士のけんか」「掃除をさぼったかどうか」という身近なもめごとを例にして、当事者間の交渉や第三者を交えた調停、事実に基づいて公正に判断することの大切さなどを学べるようになっています。

高校生向けでは「ルールのない村にルールを作る」などより発展的な内容になっています。みんなにとってより良い共同体にするためにはどんなルールが必要なのか―大人でも悩んでしまうようなテーマですが、それ故に面白く学びが多いです。

この法教育についてはYouTubeにて動画教材もアップされています。ぜひ活用していきたいですね。


法教育PR動画「生きるチカラ!法教育」

 

最後に

「組織の名前は知っているけれど何をやっているところかは知らない」「子供に聞かれて答えに困った」-。子どもだけではなくそんな大人にもキッズページをぜひ見ていただきたいです。いまさら聞けないことについてわかりやすく、楽しく解説してくれていますよ。今後、法務省以外のキッズページも紹介していくつもりです。こうしたページを使いながら無料で楽しく勉強していきましょう!